メッセージ
次の世代を見据えて 技術を未来へ紡ぐ
HISTORY/01
丸屋の歴史は遠く昔日にさかのぼります。古より代々染殿織殿司として、皇室の御用品の染色にたずさわり歩んできた事柄が、寺の過去帳に示されております。1800年代からの記録は詳細で、絹糸染色一筋に生き抜いた様子がよく残されています。 近年、洋服文化が浸透していく中で、糸染技術を絹服地の染色にも生かしたいと、1977年、絹洋装広幅染色を展開しました。糸染色で何百年も培われた絹糸 <御糸> への姿勢は、服地染色の分野にあって、大いに生かされ、丸屋独自の展開を支えています。
HISTORY/02
極薄オーガンジーから厚地Wクレープまで、様々な織物を精練工程から染色、整理、仕上工程まで、一貫工場として、完成させています。又、糸使いの微妙な 絹交織品などの染色や、ラウンド加工<塩縮>、琥珀加工をはじめとする特殊加工も様々に展開しています。 [ 古き良き ] を守り [ 新しき良き ] への研究と挑戦を続ける丸屋の伝統は、現在工場を支える若者達が確かに受け継いでくれ、今日も 新しい歴史 を染め上げています。
私たちの想い
MESSAGE
『丸屋染工』は染色一筋で様々な生地や繊維を染め上げてまいりました。ですが染色と向き合い、真剣に取り組み積み上げてきたノウハウを受け継ぐ職人が年々減ってきている状況です。そのため、この度、技術を未来へと繋ぐために新たなメンバーをお迎えします。古くから受け継いできた技術をあなたが未来へと繋げてくださいませんか。