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社員紹介

つくば工場 第二製造部 包装課 R.K.

プロフィール

【現職】つくば工場 第二製造部 包装課 主任 【社歴】新卒13年目

業務内容について教えてください。

ジェネリック医薬品の製造業務の中で、出来上がった薬を包装する工程を担当しています。包装工程では、製造された薬が湿度や温度によって変質や汚染されないよう気密容器に充填して、必要な情報(製造番号・使用期限など)の表示を行っています。

医薬品は人の健康に関わるものなので、厳しい条件管理のもと製造されています。作業内容・材料・機械設定がGMP※文書にて定められており、常に高い品質の医薬品の製造が可能となっています。作業を記録する事も非常に重要で、記録により品質を担保することにもなっています。

現在、私は医薬品を適切に包装するため、システムを用いた作業手順・記録様式の作成を担当しています。また、生産計画通りに進むように人員の割り振りやシフトの作成も行っています。さらに、機械の不具合などのイレギュラーが発生した際も対応しています。

※GMP:医薬品の製造管理・品質管理に関する具体的な運用をまとめたもの

一番やりがいを感じた経験は何ですか?

包装工程は製品としての最終工程となります。そのため、私たちが包装した製品がそのまま患者さまのもとに届くことになるわけです。私が祖母に会いに行った際に、飲んでいた薬を見て、「これ日本ジェネリックのお薬じゃない?」と言われて嬉しかったです。実際に私が生産に入っていたことがある品目だったので、自分の行っている仕事の重要性を実感することができました。この時の経験もあり、さらに医薬品の品質を意識するようになりました。

仕事をしてきた中で、一番大変だった経験は何ですか?

入社5年目に稼働開始前のつくば第二工場で包装工程における“製造実行システムの登録”を担当したときが一番大変でした。製造実行システムとは、どの原材料を使って、どのタイミングで入れて、どのような設定で機械を動かすのか温度条件はどうするか、等の手順を定めているものです。

つくば第二工場の製造実行システムとして最新モデルが導入されたため、メーカーに確認しながらシステムの仕様を理解していくところから始める必要がありました。包装作業に適した手順・記録様式にするため、上司や同僚からアドバイスをもらい、何度も試行錯誤しました。ようやく完成し、実際の生産時に使用されているのを見たときの達成感はひとしおでした。

このときの経験から、周りの協力を得ながら互いに意見を伝え合うことの大切さを実感しました。

当社でのキャリアについて教えてください。

入社以来、包装課で勤務しています。入社当時は製品の箱詰めから始まり、徐々に機械の操作を担当するようになりました。当時の包装機械が全て動かせるようになった後に、新しい品目の機械設定の条件出し(500錠を正確にカウントするための振動設定やボトルの蓋を閉める強さなどの調整)やメンテナンスを行うようになりました。

その後、機械を動かしていた知識を活かして手順・記録書作成などの間接的な業務を行うようになり、つくば第二工場の立ち上げ時には製造実行システムを担当しました。つくば第二工場稼働後はつくば工場に戻り、包装課リーダーとして現場管理や新システムへの移行作業を行っています。ただ機械を動かすだけでなく、入社3~4年目から「自分で現場のルールや手順を構築していく楽しさ」を感じられるのが、この仕事の面白いところです。

後輩や部下を指導する際に、どのようなことを心がけていますか?

なぜその作業が必要なのか説明してから作業を行ってもらうようにしています。やり方だけ説明しても、やっている理由が分からないと重要なところを間違ったり見逃してしまうかもしれません。そのため、理由や経緯など具体的に説明するように心がけています。

また、複雑な作業の場合は、説明した後、一緒に作業をし、一人でやっても問題ないことが確認できたら担当してもらうようにしています。分からないときや困ったときにはすぐに聞いてもらうようにしています。また、機械操作が苦手な後輩には現場を回って「どう?」と聞くようにするなど、定期的に見に行き、声をかけています。

今は週1回程度の進捗報告会で、共有事項や困っていることを聞き、個人的に詳しく聞きたいと思った時はマンツーマンで話したりしています。

社内では、相手の立場や習熟度に合わせて接し方を変える工夫をしています。例えば、入社したばかりの後輩に対しては、カジュアルになりすぎない丁寧な話し方を心がけています。これは、のちに安全や品質に関わる部分で厳しく指導しなければならないとき、伝えるべきことをしっかりと届けるためです。

一方で、一通りの業務を覚えて個人で動けるようになった後輩に対しては、それぞれの個性に合わせた接し方にシフトして、困ったときにすぐ相談してもらえる関係性を築いています。

また、同じ主任の立場の方と意見を交わすときは、相手を尊重しながら、会話するよう配慮しています。

どのような人が製造部に向いていると思いますか?

決められたルールを守れる責任感が強い人が向いていると思います。常に高い品質の医薬品を作る必要があるため、誰がいつ作業をしても同じ品質のものを作れるようにルールが定められているからです。別の方法で作業をしてしまったり、決められた手順を勝手に省略してしまったりすると、患者さまの健康を守るための医薬品で、健康を害してしまうリスクが発生するためです。

将来の夢や目標を教えてください。

直近ではつくば工場の新しい製造実行システムの稼働開始が目標です。
包装課だけでも200品目以上あるため、計画的に作業を進めていく必要があります。また、登録が終わった後も、実際に運用する中で改善した方がいい箇所や問題点なども見つかると思うので、順次対応したいです。作業者から使いやすいと感じてもらえて、これに変わって良かったと言ってもらえるように努力したいと思っています。さらに、ヒューマンエラーが発生しにくいものにして患者さまにより品質の高いお薬を安定的に届けていきたいです。

学生時代の専攻や当社への志望動機について教えてください。

大学時代は細胞や遺伝子などのバイオテクノロジーについて学んでいました。現在、当社で製造している医薬品は化学合成医薬品(化学反応を利用して人工的に製造された医薬品)であるため、学んできた知識が直接役立つことはありません。しかし、学生時代に身につけたトラブル発生時の対処法や考察力は生産現場でのトラブル対応に役立っていると思います。

日本は少子高齢化に伴い医療費の負担が増加しており、ジェネリック医薬品の重要性を感じたためこの業界を選びました。その中でも当社は調剤薬局が親会社のため、実際に薬を処方する薬剤師や、服用する患者さまの要望を反映した医薬品を研究開発しているところに魅力を感じたことが入社の決め手になりました。

就活生へのアドバイスをお願いします。

短い面接時間の中で自分のことを知ってもらうために、学生時代の経験や考えたこと、自分の強みを明確に説明できることが重要です。そのためには、自己分析を丁寧に行い具体的なエピソードを用意しておくといいと思います。

また、自分の価値観と企業の理念がマッチするかも重要なので、企業研究を行い、求められている人物像と自分の考えが同じ方向なのか確認することも大切です。私は几帳面な性格で品質を保つためにルールを守るというところでこの仕事内容とマッチしているなと感じました。

皆さんの就職活動が満足いくものになることを祈っております。