INTERVIEW / 社員紹介
K.H.さん
管理事務/2014年入社(美唄工場)
現場を知っているからこそ、
現場の声や気持ちを守りたいんです。
作業員から係長へ。現場と事務をつなぐ役割に
美唄工場に入社してから、ずっと製造の現場に関わってきました。最初の数年間は作業員として現場に立ち、手を動かしながら製品づくりを覚えました。その後、係長を任されるようになり、3年ほど前に事務所へ移りました。今は事務の仕事を中心に、製造全体を見渡すような役割も担当しています。
日々の仕事は、日報を整理して製造の状態を確認したり、原料の配合や状態をチェックしたりと、全体を見ながら判断することが中心です。ただ、人手が足りない時には現場に入ることもあります。作業員時代の経験があるからこそ、現場で何が起きているかが分かるし、指示の重みも実感できる。続けてきたからこそ見えるものがあると感じています。
現場の「声」が、改善のヒントになる
美唄工場で手掛けているのは、タコの産卵礁。土を成形し、焼き・乾燥の工程を経て完成する製品です。原料のわずかな違いで、割れや寸法のズレが起きてしまうほど繊細なため、小さな変化を見逃さないことが重要になります。そのため、主任だけでなく、できるだけ多くの作業員と日常的に話すようにしています。職人それぞれが持つ感覚や違和感の中に、改善のヒントが隠れていることが多いからです。
特に印象に残っているのが、乾燥工程の担当者から出た「風が通っている気がする」という一言。調べてみると、それが割れの大きな原因になっていて、改善後は割れ率が10%からほぼ0%にまで下がりました。現場の声を拾い、形にできた瞬間が、やっぱり一番やりがいを感じます。
信頼し合い、助け合いながら進む職場。
美唄工場には、自然と助け合う空気があります。誰かが「この日は休みたい」と言えば、周りがうまく調整して回していく。有給も取りやすく、残業をできるだけしない方針が浸透しているので、効率よく仕事を進めようという意識がみんなにあります。
向いている人のタイプも一つではありません。黙々と作業に集中する人も、周囲とコミュニケーションを取りながら進める人も、それぞれが自分の強みを活かせる職場です。自分が係長として任せてもらえたのも、いろいろな工程に挑戦し、幅広く人と関わってきたことが一因なのかもしれません。今の目標は、係長としての役割をもっと深く理解し、しっかり全うすること。経験を一つずつ積み重ねながら、工場全体をより良くしていける存在でありたいと思っています。