Interview
保育士(0歳児担当)/2023年入職
M.T先生
「子どもたちと一緒に、私たちも成長」
保育士という仕事の魅力は?
できないことができるようになっていく過程をすべて見られることです。ミルクが飲めた。うつ伏せができた。寝返りができた。はいはいができた。つかまり立ちができた。歩いた。走った。自分の子どもでなくても、一生懸命がんばっている姿にはいつも心打たれます。
生後数ヵ月のころから成長を見守ってきた子どもたちに「せんせい!」なんて呼ばれたら、それだけで感動ですよ。何年やっても日々新しい発見と感動がある、素晴らしい仕事だと思います。
保育の中で大切にしていることは?
大人の理屈で考えず、子どもたちの感情の変化をしっかり受け止め、柔軟に対応すること。「やってみよう!」という気持ちを実現できるよう環境を整えること。その上で病気やケガをすることがないよう細心の注意を払うこと。大きくはこの3つですね。
シールで遊びたいなら貼っても問題ない場所をつくる。高い場所に登りたいならマットを敷いて安全を確保する、など。子どもたちにとっては遊びでも、その経験が今後いろいろなことを覚えたり学んでいくことの糧になっていきます。本人のやりたい気持ちを応援し、なるべく経験させてあげたいと思っています。
やりがいを感じる瞬間は?
1日の保育を終えて、お迎えに来られたママやパパに駆け寄る姿を見ることが大好きです。無事に過ごせてホッとできる意味もありますが、それまでグズったり泣いたりしていた子が安心感でニコニコになると、やっぱり家族のつながりが一番だと感じますね。保護者の方も日々成長を楽しみにしてくれていますし、些細な変化もとっても喜ばれます。そんな温かな成長の時間が、この仕事のなによりの嬉しいところです。
また、当たり前のようですが、園児たちは家庭でも成長していきます。ある日突然「おはようございます」とあいさつしてくれるようになって驚いたり、
「先生抱っこ!」と手を伸ばしてくれたり…。彼らなりのコミュニケーションを身につけて伝えてくれることがあると、より感動がありますね。