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メッセージ

代表メッセージ

代表取締役社長 茂木 幸也

宝醤油は、業務用専門、しかもお客様に合わせた商品作りを行う会社です。そのため、少量・多品種の製造を行ってきました。
現在はプライベートブランド商品が約7割を占めており、年間約1,300 種類の商品を製造。その内約400種類の新商品・リニューアル品が生まれています。また、工場は日に50種以上の商品を製造し、毎日2種類は新商品というような生産体制を取っています。

今まではお客様のご要望にお応えする営業を続けてきましたが、今では、お客様の事業課題を解決できる企業を目指し活動しております。
宝醤油の主力商品は、「たれ」ですが、今もっとも旬なのは、「から揚げ」です。宝醤油で製造するのは、から揚げ粉やから揚げ用調味液ですが、粉とたれだけではなく、「から揚げ」というメニュー開発、商品企画から技術指導まで総合的なプロデュースを行っています。


具体的には

から揚げ粉、下漬けのたれ、保水剤や加工工場での作業工程の技術指導までも宝醤油がアドバイスをして、お客様の課題解決のお手伝いを行っています。から揚げ粉の売上増加に伴い、粉体調味料の増産設備の工事を現在行っており、生産量としては現在の2倍の量を現在と同じ人数でより高品質に生産できる設備になります。
これまで宝醤油は少量・多品種・短納期を実現しようと頑張ってきました。少量・多品種がゆえに価格競争に巻き込まれないよう、付加価値の高いサービスを提供し続けなければなりません。先ほどお話しした「から揚げ粉」事業は、「たれ+粉」という宝醤油の強みを生かした、これから目指していくソリューション営業的な展開を行っています。これにより価格競争に巻き込まれない事業展開を目指して行かねばならないと考えています。

人を育てることで、未来は広がる

そこで宝醤油の強みと言われれば、それは人財です。ソリューション営業を行うにも、営業だけではなく、幅広い食品製造の知識が必要となる開発、限られた設備・時間で生産を行う製造などお客様のご要望にお応えしなくてはなりません。誰一人欠けても実現しないのです。まさしく「社員は宝です」。

社員は宝ですから、人財育成に大きな力を入れたいと考えています。まず取り組みたいのは社内研修の充実です。研修を外部に委託するのではなく、プログラムから社員が手掛け、講師も社員が担います。この取り組みを全社的に展開していくことを計画しています。

宝醤油の歴史について

1941年の第二次世界大戦突入間際、アミノ酸醤油を作る会社として発足。
1963年に、老舗の鰻屋さんのたれ製造を皮切りに、お客様のご要望に応じた商品を製造しお届けする事業を開始しました。これが時代と共に発展し、60年たった今でも、同様のビジネス展開をしております。
2024年はから揚げ粉生産設備の更新を実行する大きな変革の年になりました。かつての宝醤油の歴史を見ても、これだけ大きな変革はないのではないかと思います。

今後のビジョンについて

近年の急激なインフレや原材料の高騰で厳しい状況ではありますが、適正な利益確保に向けた商品価格の改定や、自社の強みを生かした商品開発と粉体商品シェアの拡大など営業の強化、さらには様々な生産性の向上やコスト抑制施策を講じることで、収益性向上の取り組みを推進したいと考えています。
そして将来については、から揚げ粉に続く新たな柱を築くために、失敗を恐れず柔軟な発想を持ち、未来を切り拓くための種まきをしていかなくてはなりません。宝醤油がお客様にとって必要不可欠な存在になるべく、努力を続けなければならないと考えています。いつも社員に話している事ですが、宝醤油の社員には誰よりも少し汗をかくことをお願いしています。少しの努力が10年後、20年後大きな差になると考えているからです。
宝醤油には、活躍することができるフィールドと食を通じて世の中の人々の幸せを創造できるチャンスがあります。高い志と情熱を持った皆さんと出会えることを楽しみにしています。