Interview
仕事で大切にしていること
仕事の上で大切にしていることは、子どもたちとのあたたかなコミュニケーションです。家族のような心安らぐ関係でいられるよう団欒の時間を十分に確保し、食事のときはもちろん、自分の手が空いた時はできるだけ子どもたちに話しかけにいくようにしています。
一方、子どもたちからしたら耳の痛いことでも、教育上必要なことは根気よく伝え続けることも私たち保育士の役割です。子どもたちを大切に思うからこそ、そのときは反発されたり嫌がられたりしてしまったとしても、言うべきことはきちんと言うようにしています。
仕事のやりがいについて
子どもの成長や、安心で楽しい暮らしに貢献できていることがやりがいですね。レクリエーションや行事の機会には子どもたちも日常とは違う一面を見せてくれますが、そんなときに「そんなことができるようになったんだ!」と成長ぶりに感心させられることもあります。
また、掃除や洗濯、事務仕事、レクリエーションの準備などの業務も、子どもたちが安心して楽しく過ごすための力になれていると思うとやりがいを感じます。子どもたちが元気に外で遊んでいる姿を見るときは「この仕事をやっていて良かった」と心から思いますね。
印象に残ったエピソード
一つは、小学生の子どもたちが私の誕生会を開いてくれたことです。その日のためにみんなで手紙や手作りの花束を用意してくれていて、感激しました。八栄寮は、職員はもちろん子どもたちにも温かい雰囲気があり、その魅力を改めて実感しました。
もう一つは、最近子どもと買い物に行った際に、自身でできることが増えたなと感じることです。店員さんに自分から声を掛けに行ったり、職員の手伝いなしでお会計ができたり。子どものそんな姿を見ると、「成長したなあ」としみじみ感動します。