K.M.さん(生活支援員)|スタッフ紹介|特定非営利活動法人安らぎ 採用特設サイト

社員紹介

K.M.さん(生活支援員)

お一人おひとりに合わせたサービスを行っています。

生活支援員として、ご利用者様の身の回りのお世話をするのが私の仕事です。
お世話や、サポート一言でいっても、その中身はご利用者様によって本当に様々。
買い物への同行や、病院へのお見舞いはもちろん、世間話をしたり、「大阪城へ散歩に行きたい!」というご利用者様に付き添ったりすることも。
本当のご家族がするようなことを、私たちが“第二の家族”として行っています。

もともと、障害者施設で管理者として働いていました。
年齢的にも、次の転職先も福祉関係かなと思いつつ求人を探していたところ、ここのオープニング募集を見つけて、応募してみることに。
コロナでオープンがずれてしまったのですが、立ち上げメンバーとして、理事長や他のメンバーと一緒に、今少しずつ「安らぎ」を良くしていっているところです。

「今度いつ来るの?」の言葉がうれしいですね。

ご利用者様にとって、私たちは数少ない頼れる存在。
だからこそ、信頼して頼ってくださることは本当に嬉しいですね。
月に1回の訪問の後、「今度いつ来るの?」と聞いて下さるご利用者様もいて、その言葉に元気づけられます。
周囲の人からも、すごい仕事と言ってもらえるので、本当に誇りに思っています。

ただ、ボランティアではないので、誰かにかかりきりになったりということができないのが時に心苦しいですね。
もっと一緒にいてあげたい、もっとこうしてあげたいという思いがあっても、私を待っているご利用者様が他にもいらっしゃるので、時間が来たら妥協したり、区切らないといけない事がある。
そんな時は、少し申し訳なくなることもあります。
限られた時間の中で、精一杯寄り添って、本当の家族のように頼れる存在でありたいと思いますね。

あとはやっぱり人対人の仕事なので、人に寄り添い、想う気持ちは必ず持ち続けようと思いますね。
「安らぎ」自体も、少しずつ認知されて忙しくなってきました。
ご利用者様が増えたからと言って、クオリティが下がってしまわないように、もっと人を増やして、今まで通りのサービスを維持していきたいなと思っています。

 

信頼関係があったからこそ、
いい形でお見送りができました。

ご利用者様の「第二の家族」として、信頼関係を築いていく事がなにより大切じゃないかと思いますね。
ある時、ご利用者様と疎遠になっていたご親族を繋げたことがあって。
最初は、「家族はいない」と聞いていたのですが、関係を深め、信頼を着実に積み上げていく中で、あるときぽろっとご親族がいることを伝えて下さったんです。
すぐにご親族に連絡を取り、再会の場を設けることができました。
ご親族の皆さまも、連絡を待っておられたみたいだったので、とっても感謝していただいたことを覚えています。
その後、すぐにそのご利用者様は亡くなられてしまったのですが、ご親族に見守られながら、より良い形でお見送りができたのではないかと思いますね。

もしかしたら、最初は言いづらかった、言いたくなかったかもしれない事を、信頼関係を築いていくなかで打ち明けてくださったことは嬉しかったですし、結果的に良い方向に進んだので、すごく印象に残っています。

求職者の方にメッセージ

未経験からでも、人を想い、寄り添う気持ちがあれば活躍できる環境だと思います。
「心機一転、これから新しいチャレンジをはじめたい!」と考えておられる方にピッタリです。
福祉業界の経験や、支援員の経験も必要ありません。
むしろ、経験がない方の人のほうが、まっさらな状態でいろいろ吸収出来て入りやすいかもしれないですね。