Q.入社の決め手を教えてください
前職は着物の卸会社で営業をしていましたが、将来のことを考え伸びしろのある業界に転職したいと思い、将来性・安定性を感じた池田産業の選考試験を受けました。特に機械分野に興味があった訳ではありませんが、面接を担当してくださった方の対応に温かみと誠実さを感じ、その方の人柄や会社の雰囲気に惹かれ入社を決めました。
Q.仕事をする上で常に心掛けておられることは?
私は弊社が取り扱うベアリング、精密機械部品に関する知識は全く持ち合わせていなかったため、入社後はゼロからのスタートでしたが、メーカー研修や先輩からの指導、また時にはメーカーの技術営業に直接アドバイスをいただきながら、日々、自分の中に「情報を蓄積し知識を深めること」に努めました。今でも新製品が発売される際は、いち早く情報を入手し、お客様への提案やご質問等に即時に対応できるよう、常に情報のアップデートを心掛けています。
また、「不測の事態に備え常に先を見て動くこと」も常に心掛けている内容のひとつです。弊社が取り扱う商品は、産業用機器・民生用機器には欠かせない部品となります。製品の中に搭載されている部品は弊社が提供するものだけではなく、あらゆる機能を具備した部品の集合体となりますが、例えその中の1つの商品が揃わない場合でもお客様は製品を完成させることができません。常にこのことを意識しながらお客様目線で物事を考えることにより、納期に間に合うよう先を見据えて動くよう心掛けています。
Q.仕事のやりがい、それに纏わるエピソードがあれば教えてください
大きな金額が動く仕事を任されているので「重責」と「やりがい」この二つを常にヒリヒリと感じながら仕事に取り組んでいます。私は直販部門に所属していますが、短期のものから中・長期に至るまでの様々なお客様 の案件に携わっています。それらが無事にお客様の手元に届き、大きな売り上げに繋が った際は、達成感もやりがいも大きく感じます。
私の中で印象深く記憶しているエピソードは、約10年前に手掛けた案件で、複数部品をユニット化して売るという販売方法をお客様に提案したことです。この提案は「組立て工数や部品手配の工数が削減できる」とお客様からもご好評いただき、今日に至るまで継続いただいています。また、「従来販売していなかった製品の取扱いを可能とする」という効果を弊社にもたらしてくれました。この様に、様々なメーカーを扱う商社ならではの提案ができたことは、自社の新たな販売方法として道筋をつくれたのではないかと思っています。