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社員紹介

ライフステージが変化しても続けられる仕事。

E.Y.さん

臨床検査技師

2002年 中途入社

臨床検査技師として、もっとスキルアップがしたかったんです。

前職は、業務にも人間関係にも特に不満はなく、むしろ楽しく仕事をしていたのですが
“準社員”として3年半ほど勤めてみて正社員よりも勉強する機会が乏しいなと感じました。
正社員登用の道も考えましたが、どうせなら外でもっと勉強したいなと思って転職に踏み切りました。
前職で病理学検査をしていた知人に「病理専門の会社があるよ」と、当センターを教えてもらって。
正直に言えば病理には苦手意識もあったのですが、
仕事として関わることで興味が持てるようになるのではないか、苦手を克服したい、と思いました。

元々、入社時は細胞診検査課で検査全般、染色、塗抹などを行っていましたが、
有機溶剤を使用するので妊娠をきっかけに報告書チェックなどを行う細胞診管理課に移動。
産休育休からの復帰後は一般検査課にて精液検査、遺伝子学的検査のHPV検査を行い、その後、細胞診検査課に戻ってきました。
現在は、細胞診部の次長として管理職業務を中心に行っています。
顧客ごとのたくさんの取り決めをきちんとこなすことによって業績拡大に繋がり、検体数も相当増えたので、
今は、これまで人間の手でこなしてきたことをどうやってシステム化させて効率よくできるか、というのを考えながら達成させるのが楽しいですね。
仕事をしていくうえで大切にしているのは、「患者さんがいつも目の前にいる」というつもりになること。
実際目の前にいないからこそ、『検体=患者さんの人生』ということを失念しないように気を付けています。
不安になりながら結果を待っているという当たり前を忘れないように、見失わないようにしています。

女性が働き続けられる環境に。

役職があがり、求められることも増える中、部下や後輩との壁ができないように人とのコミュニケーションや働き方のあり方にも興味があります。
最近は女性活躍マスターとか、ハラスメントアドバイザーといった資格やアンガーマネジメント研修といったものがあると知り、勉強を始めました。
あとは、当社は女性が全体の6~7割ほどいる会社なので、「女性が活躍できる現場にしたい」というのはすごくありますね。
自分が妊娠・出産の際に配置転換をしていただいたり、復帰後のサポートをしていただいたりと
会社にはとてもフォローしてもらったので今度は自分がそういった環境を作っていくことを意識しています。
2年ほど前に結婚を機に退職された女性がいるのですが、
退職する際に「働きやすくしてくれてありがとうございました」と言ってもらえた時は嬉しかったです。
自分自身も、家では2人の娘の母親なので、家でやることが多くて…。
それでも自分にとっても、会社の仲間にとっても自分の家族にとっても“私が働くこと”が負担にならないように、というのは気を付けています。
私の家では、夕食の支度は料理が好きな旦那さんの仕事。家族もお互い楽しく協力しながら仕事を続けていきたいです。

一生モノのスキルを身に付けられます。

病理、細胞診に特化した会社なので、それが好きな人には深く学ぶことができます。
病院での検査に比べて検査センターは検体数が多いだけでつまらなそうという印象を持つ人も多いのですが、実はそんなことはありません。
検体数が多いということはそれだけ難しい症例も集まってきます。
それに、実は現在はコストの課題から検査を行わない病院が増えてきており、検査技術を持っている人が減っているんです。
そのため、例えば細胞検査士の資格を取れば、引く手あまたで仕事がありますよ。
また、細胞診は自動化が進んでいて、標本作成や染色は機械がやっているので敷居はかなり下がっています。
今後は病理検査も機械化が進むのでそれに関わるのも面白いと思いますよ!